ココペリハウスのあれやこれ

京都の里山にある‘ココペリハウス’の日々のことを綴ります。田舎暮らし、循環農法、山羊との生活、山里の四季などの記録です。

ライ麦刈り&脱穀!

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梅雨に入ってしまった6月8日と9日に、

京都市右京区の「ゆずの里 水尾」で、

ライ麦の刈り取り作業を行いました!

去年よりも梅雨入りが早く、天気予報が……

 

 

作業予定内容としては、

①刈り取り

②穂を揃えて、麻ひもで束ねる

③稲木にかけて天日干し(約2週間)

この工程を去年は全て人力で行いました!

 

 

作業1日目は清々しい晴天となり作業が捗る捗る。と、言いたい所ですが、

麦が倒れてしまっていたことで今年導入したバインダー(刈り取って、束ねてくれる)が使えず!

文明の利器でさっさか進ませようとしたことが仇となり、バインダーによってぐちゃぐちゃに刈り取られた麦を整頓し直す手間が増え作業が増え…

 

これは来年の課題ですね。

 

 

2日目。今にも降り出しそうな曇天。

雨が本降りになる前に、急げー!!と、必死に作業を進める。

バインダーは使わず、全て手刈りに変更しました。

なんとか終わりが見え始めた頃に、土砂降りの雨。悩ましい!

 

それでも休み休み雨にも負けずに無事に(?)なんとか全てはざかけできました!

終わる頃には雨が止みつつありました。

 

山々に囲まれた、この段々畑から見る景色が、とてつもなく素晴らしいのです。

 

晴れた日の絶景はもちろんですが、

2日目の土砂降りのとき。雨宿りをしながらふと見ると、下方から上空へと、雲がスイスイと流れていく。それはまるで龍のようでした。

こんな景色もあったんだ、

 

 

 

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13日後の6月22日。この日は快晴。

予定では次の日に脱穀作業を予定していましたが、急遽予定変更で水尾へ向かいました!

 

去年は足踏み脱穀機をひたすら踏み続けましたが、今回の相棒は「脱穀機 あずさ号!」

ガソリンエンジン搭載の自走式脱穀機です。

このあずさ号が働く働く。去年の4倍の量を、去年の半分の時間でやってのけてしまう。さすがです。

 

 

麦の乾燥具合も程よく、天気にも恵まれ、

言うことなしで脱穀作業を終えられました。

 

 

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今年の収量は、80キロほどでした!

まずまずといったところです。

 

 

 

 

栽培に関しての課題&改善点としては、

・バインダーの走行向けに、畝を立てない。条間を40センチほどにする。

・水はけのことを考えて、圃場に二筋ほど溝を入れる?

・肥え過ぎて穂が肥大したため転倒したと考えられる→肥料はやらない。

・麦踏みを行い、丈夫に育てる。

・刈り取り脱穀(はざかけなし)を同日にできるようにする→2週間ほど早めに蒔くのが良いか??