ココペリハウスのあれやこれ

京都の里山にある‘ココペリハウス’の日々のことを綴ります。田舎暮らし、循環農法、山羊との生活、山里の四季などの記録です。

こめこと雪と冬。

園部では、今朝少しだけですが

雪が積もりました。

 

いつものように朝、外へ出るこめこ。

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「わぁ。真っ白…」

と言わんばかりに立ち止まり辺りを見渡す。

 

年末の寒波の際にも雪が積もりましたが、

体調不良だったため小屋で過ごさせていました。

 

ずっと立ち止まっているので、

「おいでー」と、引っ張ると

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恐る恐る歩く。

そして意を決したかのように

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スタスタと行っちゃった。

 

寒さよりも、冷たさよりも、

飯。

 

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一生懸命に雪が被っていない草を探して食べます。


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裏のおばちゃん家の鉢植えに生えた草まで食べる。

めざとい。

でもよそのお家のはダメよ。

 

風がつよい。寒い。

こめこは脚を震わせながら食べている。

着込んだ私まで震える。

 

雪舞う中、しばらく散歩させある程度食わせ、

少し満足した頃に小屋に戻す。

笹をたくさん入れて。

 

文句言うかなーと思いきや、

(ご不満な時は出せ出せアピールがすごい)

静かに笹を貪り食うこめこさん。

 

昼頃には雪も溶け、陽もでてきたので

今だ!と、もう一度こめこをお外へ。

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「待ってましたー!」とばかりに食べまくる。

 

しばらく放ったらかしていると、

満足したのか、お気に入りの玄関前に帰ってきました。

 

「また雪が降ってきたねぇ」と、

こめこと玄関前で景色を眺めていると

ふいに私の座っている椅子に前足を掛け

魔除けのトウガラシをじっと見る…

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「おいしそうだなぁ」

「え?!これ食べるの?!」

「ちょーだい ちょーだい」

「え、ほんとに??」

「ちょーだい」

「辛くっても知らないよ?」

 

少しだけちぎってあげてみると

美味しそうに食べるこめこ。

「辛くないの?」

「もっとちょーだい」

「んーでも色変だし1本だけね。」

 

食に貪欲なこめこはこんなところにまで目をつけた。

朝は置いてあるアロエの先をつまんでたし。

 

今年は暖冬とはいえ、

いよいよ青草が少なくなり、こめこのエサが減ってきました。

年末頃から裏山の竹を切り、笹をやっています。

それしかなければ食べますが、最近飽きてきたご様子…

 

明日はきっともっと雪が積もっているでしょう。

いよいよ秘密兵器(秘密餌)の出番かな…。