ココペリハウスのあれやこれ

京都の里山にある‘ココペリハウス’の日々のことを綴ります。田舎暮らし、循環農法、山羊との生活、山里の四季などの記録です。

「だからこそ」のモノを作りたい。

今年から、ココペリファームで

お米を作ることにしました。

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米作りには携わったことがありますが、

自分たちが主体でやる米作りは初めてです。

 

私たち二人と一匹で作れる規模で、やり方で、

尚且つ私たちだからこそ作れるお米

を作りたいとおもっています。

 

無理のない範囲での手植え、手刈り。

農薬や化学肥料に頼るのではなく、

なるべく人に優しく自然にもやさしい方法で。

 

そしてそれを作る場や過程に

たくさんの人とのつながりや笑顔が生まれればよいなと思っています。

 

私たちだからこそ作れるお米。

それは、

「ココペリハウスでの暮らしの産物を循環させてつくるお米」です。

 

【田んぼの草刈りをこめこと一緒にする。

   こめこの堆肥を田んぼに入れる。

   できたお米は私たちが頂く。

   稲藁はこめこのエサに。】

 

やぎのこめこは癒してくれるだけではありません!

草刈りもするし、こめこの小屋に敷いているおが屑が堆肥にもなります。

 

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こめこの小屋の中にはおが屑が敷いてあります。

おが屑は小屋の中でしたおしっこを吸い取り床がびしょびしょにならないようにしてくれます。もちろん防寒効果も。

夜は毎晩小屋の中で過ごしているので、糞尿が溜まります。

冬場なら3週間〜1ヶ月くらいで床替え。

糞尿が混ざったおが屑を堆肥場に出して新しいおが屑を入れてやります。(季節によって量や頻度を変えます。)

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床替えをしていると、

「私のお家で何してるのー?」

とこめこのチェックがはいります。

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今回は一輪車で山盛り4杯分のおが屑。

これを堆肥場へ積みます。

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古い物と新しいものを混ぜながら、

少し米糠を混ぜることもあります。

何ヶ月かおきに天地をひっくり返します。

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下の方からこんな幼虫が。

手袋と比べると…デカイですね。

カブトムシの幼虫かな?

 

この堆肥の山には

野菜のゴミや米ヌカ、集めた落ち葉や木くず、刈った草なども混ぜています。

 

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これを米を作る田んぼに撒きます。

量は…適当。

 

というのもこの田んぼ、

昨年の夏〜秋に1/3をJA出荷用の伏見唐辛子を、1/3を私たちが大豆を、あとは草ボウボウで放ったらかし、にしていました。

なので肥料が残ってるとこと無さそうなところと、ぐちゃぐちゃ。

少しずつ、2〜3年かけて調整していきたいなと思っています。

 

とりあえず一年目。やってみる。

 

わからないことだらけで

不安要素盛りだくさんですが

少しずつ準備はじめています。

 

上手くいくのか

どんなになるか

ドキドキ ワクワク ニヤニヤ

 

◉5月24日(金)、25日(土)26日(日)の

三日間で田植えをします!

詳細が決まり次第お知らせ致します。

是非ご参加くださいませ〜!

 

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