夏のやうな熱気が落ち着き気温が下がり
草花に露がつき始める。
秋ですねぇ。
と言いたいところですが…
日中・日向は、暑い!
(明日の予報は最高気温35度ですって〜)
まだまだ蝉も賑やかです。
しかしやはり秋は着々と向かっているようです。
風が爽やか。朝晩は涼しい。
ついつい寝すぎてしまいます💤
8月の中頃に出穂している稲を数株見つけたにもかかわらず、他の稲たちは一向に穂が出ず
あれ?おかしいな?も思いつつ半月が経ち
ようやく穂が出揃いました!!!
まだ薄っぺらい、黄緑色の穂。
赤ちゃんです。
よくみると、穂に白いつぶつぶがついています。
これが稲の花です。
稲の花が咲くのはわずかな時間だそう。
もみの中から雄しべが出、もみの中から出ている雌しべの頭に付着し受粉される。
稲は自家受粉されるそうです。
出穂揃いを観察しつつ1週間。
稲に見入っていると、
…ん?
んん?!
カメムシだ!!!
しかも沢山…
カメムシは出穂仕立ての稲にやってきて、
もみに口針を刺し中の汁を吸います。
吸われた米は、黒い斑点ができてしまいます。
それでは品質が落ち、収量が減ってしまうので、
ヘリコプターやドローンを使っての農薬散布による防除がよく行われています。
(7月終わり〜8月初め頃に田んぼの上を軽トラにギリギリ乗るサイズのラジコンヘリがブオンブオン飛びます。異様な光景。このとき使われる農薬が、ヒトへの健康被害や自然の生態系への被害を及ぼしていることは多くの方が私よりも詳しくご存知かと思います。)
実際、自分が育てた稲の、ようやく出た穂にカメムシが数え切れない程ついているのを見たとき、少し落胆しました。
わかってはいたけれど、やってきたカメムシ。
あぁ、これで大分やられてしまうなぁと。
そんなことを思いながらウロウロ見回りしていると、ふと気がつく。
うちの田んぼの上ばかり、トンボが沢山飛び回っている。
トンボはカメムシを捕食するそうで、天敵とされています。
トンボたちに是非とも頑張ってもらいたいですね。
こちらは田んぼのすぐ上の畑。
大豆(左の濃い緑)と小豆(右の鮮やかな緑)がもさもさ大きくなりました。
あずきは去年と同じ場所に蒔きましたが、去年よりも成長がよい。肥料もなにもやっていないのに、なぜだ?
小豆の花は、黄色です。沢山咲いています。
こちらは島オクラのお花。
オクラの花はシルプルですが、色合いと形がゴージャスですね。
夏に比べると成長速度が緩やかになり、棚も大きくなりましたが、まだまだ柔らかく美味しいオクラが採れます。
今年のココペリファームは、なんだかとてもキノコが多い!
あちらこちらにキノコがニョキニョキ生えています。
ほったらかし圃場に植えていたサツマイモの試し掘りをしてみました。
まだ少し小さいですが、うんうん、いいかんじ。
もう少ししたら本格的に芋掘りをします。
芋掘りしたい方、ご一緒しましょう!!
樽で育てているマコモも大きくなりました。
こめこもこんなに大きくなりました。
(8月の体重測定で27キロ突破!!!)
最近の好物は、スイカの皮です。
(私たちが美味しく頂いた後の皮だけあげます🤣)
少しずつ、夏から秋へ。
これから年末にかけて、穀物の収穫期です。
サツマイモ、お豆、お米。
そして麦蒔きと玉ねぎの植え付けも。
のんびり 丁寧に 愉しく。