降り続く雨。
恵の雨が一転、降り続きすぎる雨はだんだんと恐怖になりつつあります。
野菜に水は不可欠ですが、多すぎる水は逆に野菜を弱らせてしまいます。
特に夏野菜は、根っこが長い期間水に使ったままになっていると腐ってしまう。
これを根腐れといいます。
根腐れになる理由は
- 根っこが水に浸かったままになっている
- 根っこが肥料に直接あたる
- 嫌気性の菌がついている
など。
とくに水はけの悪い畑で根腐れが起こりやすいのですが、これだけ連日雨が降り続けば土が乾く隙がありません。水が滞ったままになっています。オーバーフローしている水に困っているも多いのでは。
こちら、6月23日に大豆をまいた畑です。
だいぶ発芽して揃ってきました。
先週あたりから水が溜まっているこの畑のことが気がかりで仕方がありませんでした。
大豆の芽が20〜30cmくらいになって、草が生えかけてきたら除草も兼ねた土寄せ作業を行おうと計画していましたのですが、こんなに水がたまっているのではしばらくは機械は入れません。
この畑は去年の秋から使わせていただいています。
なので、年間を通しての畑の特徴がまだわかっておらず、気がついたら田んぼ同然になっていました。
梅雨が明けて晴れ間が続けばすぐに乾くだろうと軽く考えていましたが、一向に梅雨が明ける気配がなく、むしろまだまだ雨は降り続く…
これでは大豆がダメになる!
と、溝を掘ることに決めました。
①まずは、水の出口を掘り出す。
田んぼの草刈りをしているときに見つけた、田んぼの畔の外側に出る土管。田んぼの外回りの溝に流れ込むように出ています。
ということは、田んぼの内側にもあるはず。
大体の目安をつけてスコップをグサっと入れると、、、
あったー!一発で見つけました。
ここから畑の中の水を外へ流し出せます。
②スコップで水路を掘る
大豆が植わっている辺りから出口までを繋ぐ水路を掘ります。
まずスコップで当たりをつけながら。少しくらい曲がっても、ご愛嬌。なるべく最短距離で進みます。
③クワで泥を上げながら整えていく
水路の底に泥が溜まってデコボコしていては水がうまく流れませんので、クワできれいにならしていきます。
④大豆の畝の間にも溝をつける
トラクターで耕した後にしっかりと溝をつけていなかったため畝間に水が溜まりドロッドロ。長靴がはまりながらも畝間の土を上げていきます。
⑤溝堀りが除草と土寄せに
水を流すために畝間の土を上げていくと、
気がついたら「除草と土寄せ」になっていました。
これは、一石二鳥!
畝間の溝から出口までつながり、
水が外の排水にジャボジャボ出ました!
これはもしかしたら、土寄せと溝堀りを兼ねて畑全面を手作業で全て行う方が良いかも?
もともとはこの畑は田んぼですが、「水がない」という理由でしばらく田んぼはしていなかったそうです。
それを聞いていたため、なぜか「水がよく抜ける田んぼ」と勝手に思い込んでしまい排水対策を怠っていました。
やはりもと田んぼだけあって、水持ちはある程度良いみたいです。
これからまたしばらくは雨が続くそうです。
今日もまた激しく雨が降る予報。
そろそろ梅雨明けが待ち遠しくなってきています。
今回掘った排水がうまく機能してくれればよいのですが。
様子を見ながら、溝掘の延長をしていきたいです。
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