ココペリハウスのあれやこれ

京都の里山にある‘ココペリハウス’の日々のことを綴ります。田舎暮らし、循環農法、山羊との生活、山里の四季などの記録です。

“開かずの戸”をこじあけて②

ひまわりが咲き誇る雨が続く梅雨の時期に、蔵の修繕工事が始まりました!

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さっそくあれやこれやと道具を使い、戸をこじ開ける!

すぐにガコっと外れ、蔵オープン!

中に電気は無いので暗くて見えづらいのですが、太陽の光をもとに中の荷物をとりあえず外へ放り出す。
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一階からは襖や火鉢や炭、食器やちゃぶ台、襖、絵、書、掛け軸、分解された米の乾燥機、農業資材などなど…

ほとんど処分品でしたが、中にはまだ使えそうな物だったり掘り出し物もありました。

 

中がすっからかんになったら、こんどは床を剥ぎます。

床板が腐ってしまったことで穴が開いてしまった、ということは床下の湿気が床を腐らせたのでしょう。

蔵の周りの溝が埋まってしまっていることが原因の一つなのではと思います。(これは改善しなくてはいけない!)

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床下の基礎をしっかりとして、床束・大引と施工が進みます。

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今回は知り合いの大工さんにお願いをして改修工事を進めていただきました。

朝に蔵の戸をあけてから、夕方にはもうこんなに進んでいました。

さすがプロ、はやいです。

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こめこさんも気になるようです。

蔵はこめこの小屋のすぐ横にあるので、いつもとはちがう見慣れない様子に興味津々でした。

 

そして床板がきれいに整うと、2階の床の改修に入ります。

二階にはタンス、布団や衣服などを入れて置く長持ちがありました。

それを2階から下ろし外へ出し床の張り替えです。

大工さんが帰ったあとにどうなったかなーと覗きに行ったら、すごくきれいになっていて驚きました!

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それから中のものを全部出し切り、棚などを付け、米置き場のすのこを自作し、蔵の改修が終わりました。

▼戸をあけて入った1階
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暗いので電気をつけてもらい、少しでも明るい方がいいと思いコンパネの色をそのまま残してもらいました。

右奥のすのこには米や麦などを置く予定です。

左の棚にはお味噌やお醤油が並びます。

▼蔵の2階
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二階にも電気をつけてもらいました。

梁が見えてとてもいい空間です。

ここで何かやっても面白いかもねー!

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窓が一つあります。

電気を消すと真っ暗ですが、唯一この窓から明かりが差し込みます。

 

時間の止まった開かずの蔵が、また歴史を刻み出しました。

これから少しずつ活用していけたらなと思っています。

そのまえに、蔵の周りの整備と溝掘りを進めなくては…!

 

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