「自然をたたえ、生き物をいつくしむ」ための祝日の日であり、二十四節気では立春から数え第4番目の節気になります。
真東から日が登り、真西に日が沈みます。明るい昼と暗い夜の時間がほぼ同じになります。
この日からは1日の中で昼の方が長くなり、春から夏へとむかってゆきます。
そんな春分の日にやりたかったこと、「山登り!」
ココペリハウスから見えるところに、地域のシンボル「高山」があります。
(中央右の一番高い山です)
毎日見ているこの山。登ってみたいなぁとずっと思っていました。
1時間ほどで登れてしまうと聞き、それならば!
「ココペリ里山あそびの日」と題して春分の日にみんなで高山に登ることになりました。
春の嵐がやってくる、と、天気予報ではずっと雨予報でしたが、3〜4日前から雨が少し遅くズレたことで晴れ予報に☀️
当日も朝から本当に良いお天気で、これから雨になるなんて嘘のよう。少し暖かいくらいのよい春の日となりました。
みなさんがそろったところで、まずは山の上で食べるおむすび作り。
ガス窯で炊いた炊き立てご飯。具材は、梅おかか、椎茸の胡麻油炒め、スパムの醤油炒め、の3種をご用意!
それぞれ好みの具と大きさで握っていきます。
「おむすびに合うのは味噌汁!」ということで、手作りインスタントお味噌汁「みそ玉」も作りました。かつお節・味噌・乾燥わかめ・お麩をラップで包むだけ。
準備ができたところで、登山口へ向かいます。
車で5分ほどのところにある「旧摩氣小学校」に車を置き、そこから川沿いや田んぼの畦を歩きます。心地良い風と日差し。新芽や飛び交う虫たち。春があちらこちらに。
田んぼの景色を横目に鹿ネットをくぐり抜け、高山登り口に到着!
(わかりにく過ぎて登り口から迷いかけましたが💦)
山へ一歩入ると植林された杉林。
その間をスーッと続く登山道。
山へ入った途端、清々しく少し冷たい空気に変わりました。
よく見ると、鹿や猪などの野生動物がウロウロしている痕跡が見受けられます。
この日は山のガイド経験があり猟師をしている方が参加していましたので、木や花のこと、野鳥のことや野生動物のことなどのお話を聞けました。
植林を抜けるとヤブツバキの群生に小鳥の鳴き声、ヒサカキの花の臭い香り、猪のぬた場(体のダニを落とすための泥沼)や身体をこすりつけた後、鹿がツノを研いだ後などなど山の中の面白いお話に加え、山の歩き方や足の使い方など注意点も教えてもらいました。
序盤はハイキング気分で歩いていましたが、少しずつ険しい道に。
石や岩が多い上に落ち葉がかぶさって滑りやすくなっています。道も倒木があったり急な坂になったりと本当に合っているのか?と不安になりながら前へ進みます。
なんとか山の尾根まで辿り着くと歩きやすくなりました。
頂上までもうすぐ、というところでこの日最大の難関。這いつくばらなければ登れない箇所がありました。
ここで嬉しかったのが、前に登った方が木の枝を拾ってつけたであろう手すりがあったこと。
少しの山でもしっかりと装備をして、手袋やロープなどを持って登らなければいけないと学びました。
そして、ついに、頂上到着!
見晴らし最高ー!
景色がよく見えるように木のお手入れをされているのでしょう。
こういう心遣いが本当にありがたい。
みんなで記念撮影!
そして、お昼ごはん🍙
頑張って登った後のおむすびは本当に美味しかった。
そしてお湯でといたみそ玉のお味噌汁が汗ばんだ身体に染みる。ほっと一息。
景色を見ながらしばし休憩。
お腹もいっぱいになって眠たくなる…
この日は夕方頃から雨予報。ふと気がつくと、空に少しずつ雲がかかり始めていました。
雨が降り出す前に下山しなくっちゃ。
登りよりもくだりの方が滑りやすい。葉っぱや石で転ばぬよう慎重に降りてゆきます。
「もうこんなところまで来ちゃったの?」と言うくらい下りは軽やかでした。
無事に事故も怪我もなく下山をして登り口まで帰ってくることができました。
両ヒザはぷるぷると笑っていました。
今回の頑張った大賞は、3歳の女の子と8ヶ月の妊婦さん!👏
女の子は一度も抱っこ無しで一生懸命歩きました!👏
そんなメンバーでしたが、登口から登って帰ってくるまでで約2時間半ほどでした。
とっても楽しい春分の日となりました。
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