ココペリハウスで育てているライ麦を使って、ライ麦の素材の味がググッと薫り味わえるライ麦パンを作るために去年の夏頃から何度も挫けながらも試行錯誤していました。
100%ライ麦パンを作るためには、パンを膨らませる酵母もライ麦から起こしたいと、ライ麦サワー種起こしにチャレンジしていました。
ライ麦粉全粒粉と水を、1:1くらいで混ぜておいておくだけで発酵し始めてぷくぷくになります。
ぷくぷくしはじめると、乳酸菌が発酵したような香りと酸っぱい香りが混ざり合ってなんとも言えない(美味しくなさそうな)臭いになります。若干ビールのようなアルコール臭がでたりもしました。
この臭いがパンに…と考えるとこのサワー種が成功しているのか失敗なのか正解が分かりませんでした。
蓋を開けて匂いを嗅ぐたびに「これは。。。?うーん、食べ物からこの香りがしたら、アウト」と思いつつも、冬が終わり暖かくなってきたからか?異様に元気な酵母をみると捨てるに捨てられずにいました。
失敗は成功の元、とおもい意を決してライ麦パン作りに取り掛かる。
100%ライ麦パンの材料は、ライ麦サワー種(酵母)、ライ麦粉、塩、水 のみです。
探し出したレシピにアレンジを加え、「こんな感じかな?」と感覚で焼いたパンの発酵力に驚き!!
しかし味は美味しいが、水分が多くてペタペタで舌触りがイマイチでした。
レシピを修正し直し「こんな感じかな?」と焼いてみたパンがこちら↓
ふくらみも、焼き加減も、水分量も、焼き上がりバッチリ。
コクと酸味の程よい滋味深いパンが焼けました。
6年ほど前に思い描いていた、「自分で育てたライ麦でライ麦パンを作る」という想いがようやく実現できました。
まずはそのまんまで。
そして、クリームチーズを塗って蜂蜜を垂らして。
あー。満足。
4/11(日)に南丹市日吉町四ツ谷にある「森の学び舎五ヶ荘」で行われる森のマーケットにて販売デビューする予定です。
実はこのライ麦パンの想いには続きがあります。
「自分で育てたライ麦でライ麦パンを作って、自分で採った日本ミツバチのハチミツを垂らして食べる!」
日本ミツバチが我が家にやってくるように、ことしは巣箱のセッティングをしっかりと行いました!
ミツバチの季節はこれからです。
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