ココペリハウスのあれやこれ

京都の里山にある‘ココペリハウス’の日々のことを綴ります。田舎暮らし、循環農法、山羊との生活、山里の四季などの記録です。

梅仕事

今年も梅の季節がやってきました!

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この梅の木はヨーコの実家、静岡。

 

まずは、たわわに実った梅をせっせと収穫。

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剪定も兼ねて、枝ごと。

バケツもりもり。もうすでに美味しそう。

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これを洗って拭いてヘタを取る。

 

で、せっせとビンに詰めていく。

 

梅干しに4.5kg、シロップに7.5㎏

と欲張っていっぱい漬けました。

(だって梅があったから)

 

去年の3倍以上。たのしかった。

 

あとは、和歌山の梅農家さんから

買っちゃった梅(3㎏)で梅ジャム

作ろうとおもって冷凍庫ぶち込んであります。

大玉ですごくいい匂い。

 

梅にまみれて、そこらじゅう梅で

なんだか急かされてるような気がしたけど

おいしいうちにおいしいように

変身してもらおうとがんばりました。

 

今年はお菓子にもジュースにも

ふんだんに使おうとおもいます◎

 

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おいしくなってねー!!!

 

黒豆の芽が出ました🌱

農村体験の時にみんなで蒔いた

黒豆の芽が出てきましたよー!

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あの小さな粒から

こんなにしっかりとした芽が出るのが

毎回ふしぎで仕方がない。

 

植物の神秘ですね。

 

ここ数日は待ちに待った雨が

しっかりと降ってくれ大地が潤ったので

ここぞとばかりにタネを蒔いたり苗を植えたり。

やっとこさ夏野菜の苗が畑に並びました!

ナスに胡瓜にトマト、オクラにかぼちゃ。

ココペリファームの野菜たちは、

他が採れ始める頃にやっと畑デビュー。

のんびりなのです。

 

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これはオクラの苗。

まだまだ小さい。大きくなれー。

オクラの向こうの畝には、生姜が植えてあります。

ほったらかし圃場にはサツマイモも50本だけ植えました。

しずおか圃場(ヨーコの実家。これこそほったらかし)にも

サツマイモを植える予定にしています。

 

今日はこれから草刈り。

草刈り面積の多いお家は大変ですが、

今年はこめこさんが微力ながらもお手伝い。

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駐車場でお食事していると、

お散歩中のしば犬マミちゃんがやって来ました。

元気すぎるマミちゃんにこめこはおっかなびっくり警戒…

 

来週にはライ麦の刈り取り

7月頃にはスペルト小麦の刈り取り。

そろそろ大豆と小豆も蒔きたい。

のんびりですが、

季節においていかれないよう、忙しないです。

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こめこはのんびりお昼寝。

 

朝活☀️

田植えから10日程経ちました。

先日の農村体験受け入れの際に行った

「竹ぼうき除草」

どれ程の効果があったのかはわかりませんが、

田んぼにはまた雑草が生えてきました。

 

生えてきたと言っても、

水面上に見えるか見えないか。

まだまだとても小さい芽。

でもこの小さい芽のうちに処理してしまわないと大変なことになるんです!

 

ということで、早朝の涼しいうちに

朝日を浴びながら除草作業をしています。

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竹ぼうき除草は、発芽して双葉が出たばかりのまだ根が土に着いていない草の芽を掃いて水に浮かせるというもの。

 

しかし水面上に葉が出て見えてしまうほどになると、根がすでに伸びているので竹ぼうき除草では効果が期待できません。

 

なので草の芽を掻いて水に浮かせるべく

「水田熊手」を使うことにしました!

完全にアナログ手作業です。

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みんなで植えた苗の株と株の間をこの水田熊手で掻いていきます。

タテヨコタテヨコと、手の届く範囲をひたすら掻いていきます…

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意外と時間がかかる…

 

ふと後ろを振り返った時にたくさん浮いている草を見るとやったった感で満たされます。

それがあるから頑張れる。

 

早起きして、朝日を浴びて、体を動かして

朝の時間を有効的に使えるので良い時間です。

 

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こめこさんは、

気温と湿度がお昼寝をするのにとても心地いいようで、ここ最近はぐーすか寝てばかり。

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お気に入りの縁側で丸まって寝る。
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起きたと思ったら

寝ぼけた顔でしばらくぼーっとしてました。

農村体験の受け入れ体験(!!)

先日、京都市内の東山中学校3年生四名が

ココペリハウスで一泊二日の農村体験へやってきました!

 

南丹市では、教育民泊の受け入れを積極的に行なっています。

「京都丹波 食と森の交流協議会」が受け入れの段取り等々をしてくださり、地域の農家さんや田舎暮らしをする家庭へ振り分けていくというもの。

関西の中高生、地域によっては台湾や海外からの受け入れもされています。

 

教育民泊 初参加!のわたしたち。ドキドキワクワク

 

今回ココペリハウスへやってきたのは、

東山中学校3年生の男子四人!

(背 高い〜〜!)

 

まずみんなにしてもらおう!と思ったのが、

数日前に植え終わった田んぼの除草。

 

農薬を使わず、機械も無いので、

除草方法をいろいろ聞きまわった所、

なんだか良さそうだな、試してみよう!

と思ったのが、「竹ぼうき除草」。

 

せっかくなので、竹ぼうき作りからスタート!

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裏山の竹林へ。

切って積み上げてある竹の枝を集めてそれぞれマイ竹ぼうきを作る。

竹ぼうきって普段何気なく使いますが、

本当に繊細で、なにより密度が濃い!!!f:id:kokopellisalon:20190602061644j:image

出来上がった竹ぼうき。
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こちら、なんたんテレビの取材班。

はたしてこの地味な竹ぼうき作りはテレビ映えするのだろうか……


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それぞれマイ竹ぼうきが出来上がったところで田んぼへ。

田んぼのヌルっとした感じや、生き物がたくさんいることに若干抵抗していましたが

意を決して田んぼに入る!!!

「うおぉぉぉ〜〜…!」と感情がこもった叫びがあちこちから聞こえる(笑)

(実は私も田んぼに素足で入るのは大の苦手…!)

 

前に進むのもままならない中、

稲の苗の間を竹ぼうきで掃いていってもらいます。

竹ぼうきが小さくなったり大破したりで大変でしたが、なんとか転ぶことなく終えられました。

 

晩御飯は、薪窯ピザ!

まずは、薪を拾いに行き薪を作るところから。

火遊びができる&ピザが食べられると言うことで急にやる気に満ち溢れる彼らたち!

肩いっぱいに担いで持ち帰った薪を、ピザ窯に入る大きさに切っていく。

そして火入れ!

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杉の葉がよく燃えること、小枝から順に太い枝にしていくこと、一時間以上燃やし続けることを伝え、バーナーを渡し、あとは彼らにお任せ。

苦戦していましたが、良い感じの窯に仕上がりました◎

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ピザも、自分たちで生地を千切り、丸め、伸ばしてトッピング。

一度だけ焼き方のお手本を見せ、あとは彼らにお任せ!

飲み込みが早く、器用に上手に焼いてました。

さすがです!

 

あたりが暗くなったころ

縁側から家の前の田んぼをぼーっと眺めていると

小さな灯りがフワリと見える。

……蛍だ!!!

彼らは嬉しそうに走って探しに暗闇へ消えて行きました。そして闇から聞こえる楽しそうな声。

私達もうちの前にもいるんだなととても嬉しくなりました。

 

そんなこんなでお腹も満たされ田舎の夜を満喫したところで就寝…

 

二日目。朝ごはんを食べ支度を済ませ、

向かうは(また)竹やぶ。

お昼ご飯の流しそうめんのために竹を切り出します!

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切り出してきた竹を、真っ二つに割って中の節を取り除きます。

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足場を付け、ホースを設置。

要領よく、道具も上手に使いこなし

ささっと完成!

(ちなみに私はほとんど手伝ってません)

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作業をする横でのんびりのこめこさん。

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たまに構ってもらう。

ご飯ちょーだい、とおねだり。

 

そうこうしてる間に、

流しそうめん始まりで〜〜す!
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下で待受ける彼ら。

たのしそう。(楽しかった!)

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お互いの知恵や考えを出し合い器用にこなしていくなぁというのが印象深かったです。

それよりもなによりも、

中学生男子って、ほんとよく食べますね。

 

短い時間でしたが、

自然あふれるココペリハウスで

田舎での暮らしを一緒に過ごし経験し

たのしかった、と体で感じて貰えていたら良いなと思います!

 

「農村体験の受け入れ」体験は、

私たちにとっても良い経験になりました!

 

〈もしかしたら見てくれているかもしれない、来てくれた中学生たちへ〉

私たちもすこし緊張していた部分があったりして

団欒したり雑談したり、そんなことが少なくなってしまいました。

でも楽しんでいる姿を見られて、私たちも楽しかったです。

またいつでも遊びに来てください。

季節ごとに見える景色やできることがまたちがいます。

家族や仲間を連れて、恋人をつれて、もちろん一人でも。

いつでも、どうぞ!

一周年記念&御田植祭!

ココペリファーム初の稲作。

5月23,24,25日の三日間で、

一周年記念&御田植祭を行いました!

(ココペリサロンオープン一周年です👏)

(関わってくださる皆様、ご縁あって繋がりのできた皆々様あっての一周年です🙇‍♀️)

(本当にありがとうございます!)

 

三日間の総参加者(子供も入れて)28名!

こんなに来てくださるとは思わなかった…!

人数が思っていたよりも多かったので、田植えはゆとりを持って楽しくワイワイと進めることができました🙆‍♀️

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田んぼの神様にご挨拶をします。

竹生島から連れてきた龍神さんも一緒に🐉)

二礼 二拍手 一礼をしてから田んぼに入ります。

 

ほぼ長方形に近い、1反程の田んぼ。

米作りも苗の手植えも初心者の私達。

どんな方法で苗を植えて行こうか…と

様々な方に聞き回りました。

で、その中でも大人数で無理なくできそう!

と思い試したのが、

「田んぼに碁盤の目を引き交差部分に植える」

という方法!

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30センチ間隔に縦横に定規で線を引いていきます。
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スタート地点に線を張りガイドを作りましたが、

水が溜まっている部分は線が見えなくなる…

その見えない部分から平行直角がわからなくなる…

進めるうちに歪んだりぐねったりしてしまいました。

 

水を完全に抜けば良いのかもしれませんが、

この田んぼ、水があまりとれず溜まりにくい上に、3日間猛暑の予定でしたので水不足になることを懸念して完全に抜くことはしませんでした。


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(場所によってはだいぶちゃぽちゃぽ…)

 

みんなの協力で(線引きをバトンのように渡していくスタイルを採用!)田んぼ一面に線を引くことができました。

 

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日差しが強く30度超えの暑い日です。

こめこさんは日陰でのんびり。

 

線を引き終え、試し植え。

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待ってましたーとばかりに苗を持って田んぼに入る!

一株に3〜4本、一人3列ずつ植えていきます。

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この苗はご近所の農家さん「オーガニックファームCOCO de PLANTERS」のコジマさんにお願いしていたものです。

こちらは"京都旭"という品種のお米で、約100年ほど前に発見され昭和初期に流行ったお米。

農薬や化学肥料のない時代、機械化や品種改良が進む前の時代のお米です。

 

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水が溜まり線が見えづらい部分は、

自作の定規を使って植えます。

定規のくせにアバウトな寸法ですが、

これが大活躍!

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一人1回通り植えたところで1日目は終了!

 

二日目。

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初めての方やお馴染みの方がそろい、大所帯。

とにかく植える日!

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隙間なく一列に並び、苗を持って後ろ向きに下がっていきます。

ガイドの線が見えづらい所が多くあり、

植える人の個性が光る(笑)

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この日は子供達も駆けつけ、楽しそうに泥遊び。

この後子供四人は田んぼの中で泳いでいました。

 

午前の部チームと午後の部チーム、総勢20名!

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(親戚の集まりのような集合写真!)

 

二日目にほぼ植え終えたのですが、

水がたっぷり溜まりさんが全く見えないところを三日目に植えます。

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連日の暑さの中でも、この日は異常に蒸し暑い!

その暑さの中、定規を使い丁寧に植えていき

あっという間に全て植わりました!

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熱中症になりそうなくらい、本当に暑かった…)

 

【三日間のお昼ご飯】

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1日目。

 

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2日目。


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3日目。

 

連日ちらし寿司でした(笑)

でも毎回作り手が違うので、見た目も味も全然違う!

これと味噌汁、サラダ、エンドウの胡麻和え。

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ワイワイと賑やかに。

お腹も心も満腹に。

来年は、みんなで植えたお米を頂きたい!


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そんなこんなで5月なのに真夏日の猛暑の中

たくさんの方にお越しいただき

楽しく賑やかに和やかに緩やかに

たくさんの人の笑顔と笑い声が降り注ぐ

御田植祭が無事に終了致しました。

 

ありがとうございました!😆

 

田んぼの今後の予定としましては、

夏の間はひたすら雑草との戦い!

10月終わり〜11月頭頃に稲刈りの予定です。

稲刈りは、手刈り&はざかけで行います🌾

そして、寒くなる前に収穫祭!(できたらいいなぁ)

 

稲の成長具合も載せていきますので、お楽しみに!

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