ココペリハウスのあれやこれ

京都の里山にある‘ココペリハウス’の日々のことを綴ります。田舎暮らし、循環農法、山羊との生活、山里の四季などの記録です。

大寒と医者いらず〝びわの葉″

冬が深まり、寒さが厳しいですね。

(例年に比べれば異様なくらい暖冬ですが)

 

◆明後日の、2019年1月20日(日)は

二十四節気で言うところの【大寒】です!

20日〜2月3日までが一年で一番寒い時期と言われています。

(詳しい日にちはその年の太陽の位置によってかわります)

 

大寒と言えば、「大寒卵」。

一番寒い時期には鶏も卵をあまり産まなくなります。

そんな時でも産み落とされた卵には滋養がある!といわれ、貴重であり縁起物として扱われます。

(現在は品種改良や設備環境が整っているので、年中食べられますが(^_^;)

 

こだわりの養鶏場・たまご屋さんがあれば、是非「大寒卵」を探してみてください!

 

 

◆万能薬であり、医者いらずと呼ばれる「びわの葉」

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びわの葉もまた、大寒の時期には生命力が高まるといわれます。

仕込むならこの時期!と言うことで、

大寒には少しだけ早いですが、びわエキスを仕込みました。

 

ココペリハウスの裏山の入り口にあるびわの木。

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大木……

裏のおばちゃん家の木ですが、どんどん使っていいよ〜と言うことなので、葉っぱを頂く。

(傾斜にある上に高くなりすぎて、全然届かない…)

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なんとかカゴ半分くらい収穫(^ω^)

 

家に持ち帰り、洗って乾かす。

表面はツヤツヤ。濃い緑。

裏面には茶黄色の毛がモケモケと生えています。

 

乾いた葉をザクザクと千切り瓶に入れ、

ホワイトリカー投入!

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蓋を閉め、3〜4ヶ月ほど寝かせ、

濃い茶色になれば、完成です!

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このびわエキスは、

痛み、痒み、打ちみ、虫刺され、やけど、などなど、何にでも効きます。

蒸しタオルにエキスを染み込ませ腰痛筋肉痛部分に湿布しても。

うがい薬や、飲み薬にもできます。

(敏感な方は水で薄めて)

 

一家にひと瓶、びわエキス。

出来上がりが楽しみです。

 

実はわたし、

年末年始の風邪がなかなかすっきりと治らず

喉のいがらっぽさと咳を長引かせているのです。

びわの葉がある…ならば!」

と、びわの葉を軽く炙り、首に巻きつけてみました。

すると、なんと、なんと。

咳が大分緩和されたのです!

おおおお、さすがびわパワー…

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数時間巻きつけていた葉は、カピカピになりました。

茶色くなっている葉が炙ったもの、

その下が生葉です。

 

巻きつけるだけなら葉さえあれば、すぐにできます。

是非試してみてください(^ ^)

 

びわの木がない方は、

ココペリハウスへどうぞ(⌒▽⌒)