田植え前の代掻きから一週間が過ぎました。
苗もしっかり活着しているようなので(所々優しく引っ張ってみました)初期除草を行いました。
ずっと「竹ぼうき除草」をするつもりでしたが、材料調達にホームセンターに行き竹ぼうきを目の前にした時に、急に「チェーン除草」に変更しようと決心しました。
竹ぼうきの先が折れて田んぼに残ってしまうのが嫌だったからです。
たくさんの方が素足で入る田んぼ。
なるべく尖ったものを残すリスクを減らしたいと思いました。
そしてできた自作のチェーン除草機!
家にあった支柱にしていたポールにチェーンをロックタイでくくりつけました。
これを田んぼで引きずります。
チェーンが泥の表面を掻いてくれます。
そうすることで、根が出たての小さな雑草が水に浮く。
稲の苗は一度寝ますが、すぐに起きてくるので大丈夫。
粒子の細かい泥がフワッと浮き、カフェオレのようになります。
この細かい泥が表面に落ちて積もることで雑草の種に光や酸素が届かなくなり雑草の発芽を妨げたりします。
チェーン除草機を引っ張りながら、目視をして草が沢山出始めているところを手で直接かき混ぜたり、苗の補植をしたりもしました。
作業が終わって水面を見ると、少しだけ小さな草が浮いていました。
そして翌日の田植えから7日目の今日、
田んぼに米ぬかをまきました。
参考にしている本では、1反あたり30kgと書いてありますが、田んぼがどんな風になるのか様子を見たかったので、15kgにしてみました。
米ぬかを田んぼにまくと、微生物の餌となり、それを捕食する生き物が増えたり、とそんな循環を繰り返すうちに田んぼの表面のトロトロ層が形成されていき、抑草となる、らしい。
風が少々あったので、風上から風下に向かってまきました。
それなのに、身体中、顔までも米ぬかだらけになりました。
そんな米ぬかまみれの私を、山羊のこめこさんはとっても嬉しそうに出迎えてくれ、あっちもこっちもペロペロされました。
チェーン除草と米ぬか抑草の効果はいかに。