4月頃に、よくお世話になっている近所のおばあちゃんからお豆のタネをいただきました。
おばあちゃん「これな、この豆な、この間亡くなったすぐそこのおばあさんから亡くなる数日前にもらったんや。ほら、お手紙までつけて、『あなたの好きな豆です』って書いてあるやろ。もう亡くなっとっちゃったし、今度は私が大事に育てていかなあかんねん!形見や形見。もしよかったら一緒に育てるか?少し分けてあげるわ!大事な種やけど!ほら、もっていき!一緒に育てよな」
と、半ば強制的にもらって育てなきゃいけなくなったお豆。
その名も「はげっしょ豆」。
おばあちゃん「このお豆はな、7月2日に播かなあかんねんて!決まってるんやって。ほら、お手紙に書いてあるやろ。7月2日やで。忘れたらあかんで!」
と念押しをされました。
家に帰ってから「はげっしょ豆」についてネットであれやこれやと調べてみましたが、情報が全然出てこない…
唯一出てきた「はげっしょ豆」についてのブログによると、
とのことが書かれていました。
そのブログに載っていたお豆の写真と、私がおばあちゃんから頂いたお豆は色も形も違う…?
(そしてとても驚いたのは、この唯一の情報源であるブログは美山に住んでいるお友達が書いていた、ということ!!)
半夏生は、七十二候の一つで
夏至から11日目の7月1日・2日あたりから七夕の7月7日頃までの5日間のことです。
「はんげしょう」「はんげしょうず」とも読みます。
『田植えは半夏生までに済ませること』
『半夏生の日には天から毒が降るから井戸に蓋をしろ』
『半夏生の日には野菜を収穫して食べてはいけない』
などと昔は言われていたそうです。
- 田植えで疲れた身体を休めるため
- 半夏生のころに降る雨を「半夏雨」といい、大雨豪雨になることが多く井戸の水質が悪くなるから
- 「半夏」(別名カラスビャク)という植物に毒があるから
などなど理由は諸説あるそうです。
確かにここのところ急な強風大雨豪雨続き。
昔の人たちが大切にしてきた暦は正確です。
七十二候や二十四節気を意識していると、天候や動植物の動きがピタッと当てはまる。
農業や田舎で暮らしをしていく上で注意して見ていきたいものです。
ブログを書いたお友達と、
「きっと半夏生の頃に蒔くお豆のことを、なんでもハゲッショ豆と言っているのではないか?」と話し納得しました。
さて、7月2日がやってきました。
連日雨が降ったり止んだりしています。
▼こちらが頂いたはげっしょ豆。
小豆よりも薄い色。
お豆についている粒々は、、?
草の種かな?カビ?なんだろう?
これを、2〜3粒ずつだいたい30cm間隔でまいていきました。
2m弱ほどの場所に一列でまきました。
どんな風に育って、どんなお世話をしなければいけなくて、いつ頃どう収穫するのか…
何もわからないので、楽しみです!
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